期間工を底辺だー底辺だーと嘆く人は多いと思います。
- 昇給がない
- 契約が終わる可能性がある
- 身体がボロボロになる
- 肉体労働
といった感じで、なんかもう期間工になる=負け組決定!という認識持った人をチラホラ見かけます。
僕は派遣として働いていたので、僕から見れば期間工で働いている人達はその時点で僕より上です(笑)
当時、期間工の面接は120%受からないだろうと諦めていたくらいなので。
今回は、期間工を底辺だと嘆くことについて書いていこうと思います。
昇給がなくても関係なし!お金があるのが期間工
昇給がないと聞くと、いかにも低賃金でコキ使われるイメージがありますが、期間工の年収はその辺の平均年収より上です。
昇給がないというのは事実なので、年齢を重ねて40~50代になってくると周りの平均年収よりも下になりがちです。
また体力も衰えてくる頃なので、この辺りから負け組とか底辺とかいうイメージが出てくるんだと思います。
しかしながら、ブラック企業の博物館とも呼ばれる飲食業や不動産業に比べると、まだまだマシな部類に入ります。
なので、まとめると期間工は30代までは勝ち組の部類に入るし、40~50代でも底辺の部類には属さないと思います。
キャリアアップが無いのは問題か?
キャリアアップが無い為、現場仕事がメインの期間工だと年齢を重ねるごとに体力的な面でしんどくなってきます。
体力という面で考えるなら、身体をあまり動かさない仕事もあるので、そちらの期間工になれば良いかと思います。
学歴がなくても関係なし!仕事が出来ればok
期間工は低学歴の人が多いという事から底辺だと決めつけている人もいますね。
これは単純に、学歴で優劣がつく仕事ではないからだと思います。
というより、学歴高い人の方が不利になる環境になっているからだと思います。
期間工として働くなら、体力が必要になってきますしコミュ力も必要です。
コミュ力に関してはフリーター等、多くの職場を転々として来た人の方が経験値的な意味で優位性があります。
結果的に高学歴(技術系)と低学歴(技能系=期間工)で分かれるので、これを元に底辺だといってる人もいますね。
僕としては優劣の差よりも、単純に舞台が違うだけだと思っています。
期間工やってる人は自虐が多い(笑)
そもそも(笑)
期間工やってる人は、「俺ら底辺だから」と諦めてる人、「こんな仕事誰もやらねぇよ!人間の仕事じゃねぇから!」という自虐を言う人がかなり多いです。
先輩方はそんな自虐を笑のネタとしてよく使ってました。
仕事が大変なので、どうしても自虐寄りになりがちです。
繁盛期とかは皆ヘトヘトになりますが、そんな中「頑張ろう!イケるイケる!」なんて言われると、煽りと思われてキレられます(笑)
ネガティブを拗らせると本当に底辺になるので注意
ジョークとして使う分には問題ないと思いますが、ネガティブを拗らせてどんどん自虐的になっていくと本当に底辺の人間になっちゃうので注意した方がいいと思います。
底辺にいる事が何でもかんでも悪い訳ではないです。
ただ、そのせいで精神を病んじゃうと鬱っぽくなって本物になってしまう恐れがあるので、あまり自分の事を「底辺だ底辺だ」と言わない方が良いと思いました。
工場勤務は底辺ですか?大手食品メーカーの正社員でも同じですか?
コチラの方にも答えが出てます。
社員教育もできていないクソみたいな工場もあれば
上場企業でも気が付かないような技術を持っているところもあります。
後者の場合、上場企業が買収にきたり、頭を下げて教えを乞うことだってあるのです。
大なり小なり工場の存在が人類を支えているケースは多いのです。底辺があってもわずかなものでしょう。
結構良い回答だと思ったので紹介させてもらいました。
中小の工場が高い技術力を持っているという話はよく耳にします。
大手メーカーで働いている人はそれだけでも立派なので、ポジティブに行きましょう