このご時世、貴重品を無くしたら「自己責任だ!」とよく言われるようになりましたが、日本はまだまだ良心ある人が多く、携帯や財布を無くしても誰かが交番に届けてくれるケースが多いです。
しかし、工場では100%自己責任って言われます。
その癖貴重品はロッカーへという破綻しているルール。
結局、皆事務所まで荷物持って行ってます。
あのセキュリティーガバガバなロッカー(更衣室にあるヤツ)は絶対に利用しちゃいけません。
ロッカーの役割はただ一つ「制服置き場」です。
それ以外のモノは入れないようにしてます。
僕は日産九州にいましたが、皆バッグや貴重品は事務所まで持ってきていました。
ロッカーに置けとは言われますが、盗む人が実際にいる以上事務所まで持っていくのが正義になってます。
仮にお偉いさんから指摘されても、「盗むヤツが仲間内にいるんで信用出来ません」と言えば何も言われなくなります。
盗られない為に
これから期間工になる人は、盗みが身近になるという気持ちでいた方が良いと思います。
とは言え「ビビれ」と言いたいわけではなく、ロッカーに貴重品は置かずに事務所まで持っていきましょうと言いたいのです。
事務所に置いとけば、リーダーや組長がいるので誰も盗りに来ません。傘も盗まれる事はないです。
傘について
面白いのが、傘の盗難についてなんですが、例えば、傘忘れた人がいて帰る時に雨がザーザー降ってたとします。
忘れた人は誰かの傘パクろうと考えるんですが、事務所に置いてある傘はパクりません。
仲間に迷惑が掛かる可能性があるからです。
しかし、ロッカーに置いてある傘は遠慮なく躊躇なくパクります。
目撃した僕が直接注意してもニヤニヤしながらパクリます(笑)
つまりロッカーにモノ置いちゃうと「自分の物じゃなくて皆の物」になっちゃう訳です。