はじめての期間工 期間工体験日記

自動車工場(期間工)の初日の仕事は皆コレ

更新日:

先輩方から話を聞いてると、今でこそ少なくなりましたが、昔は配属初日からいきなりキツイ仕事をさせられるって事が多かったと聞かされます。

昔は「そこを根性で耐え抜いてこそ…!」みたいな考え方が当たり前でしたが、今は人手不足+少子高齢化も合わさり「長く期間工をやってもらいたい」という考え方にシフトし、初心者に優しい工場が増えてきています。

配属初日の僕のように、どんな仕事させられるんだろう…と不安を感じてる人に向けて、体験談を交えて記事を書いていこうと思います。

 

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まずはロッカーで着替える

初日は早番スタートで8時スタートでした。

僕が行っていた工場は日産車体九州で、当時は今のように三交代制ではなく二交代制でした。(最近は、一部二交代に戻ったところもあると聞いています)

糞狭いロッカーで隣や後ろの人に気を使いながらコソコソと着替えます。お洒落していくと着替える時クソ面倒臭いので、仕事終わりに遊ぶ予定がある人は一旦帰って着替えた方が良いと思います。

※写真はイメージ画です

こんな感じで、めちゃめちゃ狭いロッカーだったので、隣のロッカーを使う人がいたりすると気を使ってしまってストレスが溜まります。

寸法 横幅/肩幅 高さ/身長
一般的なロッカー 24.7~28cm 179~180cm
一般人 42~48cm 168~171cm

こんな感じなので、横幅が絶望的に狭い事がお分かり頂けると思います。

肩幅というのは脇を閉めた状態での数字であり、ロッカーも扉を閉めた状態での数字なので、ロッカーを使っている時の狭さというのはこれよりも更に狭くなります。

隣りで着替えてる人がいたりすると、(狭すぎて)自分のロッカーを開ける事が出来ないので、みんな「すみません…」「すみません…」と言いながら相手のロッカーを閉めて自分のロッカーを開けていました(笑)

これはストレス溜まるだけなのでどうにか改善してほしいところです

僕がいたところは日産車体九州だったので、他の自動車工場であれば更衣室が広々としてる所もあると思います。

 

着替えが済んだら配属先の事務所へ向かう

自動車工場はとにかく広いので、配属初日とかだと「道が全然分からない!」という事があります。

受け入れ教育の時も担当者や工長が案内してくれますが、ひたすら後ろを付いていくだけで、道を覚える事を忘れていたなんて事もあると思います。

照葉
もろに初日の僕です(笑)

僕の場合は、初日という事もあり結構早めに工場に到着していたので、迷うに迷いましたが遅刻する事なく事務所まで到着する事が出来ました。

日産車体九州は結構コンパクトな工場だと言われていますが、それでも結構な広さがありました。

他の自動車工場はもっと広いと思うので、最初は道を覚えるのに手こずるかもしれませんね。

これから期間工として働く予定の人は、受け入れ教育がある日、担当の方が事務所まで案内してくれると思うので、そこで道を覚えれるよう意識しておくと良いと思います。

 

初日(配属先到着後)、最初の仕事は「初めの挨拶」

世間ではよく"第一印象"は大事だと言われます。
僕も、一発目の挨拶はマジで大切だと思います。

照葉
僕は大失敗だったので身に染みてます(笑)

僕は緊張のあまり、名前を言った後に「頑張ります!よろしくお願いします!」しか喋る事が出来ませんでした。

現場も閉鎖的で閑静的な雰囲気だったという事もありましたが、コミュ障バリバリな挨拶で終わってしまって本当に恥ずかしい思いをしました。

ここで、最初のお仕事「挨拶」を失敗して第一印象を悪くしなくて済むように、僕なりの考えをまとめたいと思います。

 

第一印象が何故重要なのか

第一印象については昔から様々な研究が行われていますが、よく言われているのが「ネガティブな第一印象は後から覆すのが難しい」というものです。

例えば、実験対象者に2人の人物に(俗にいう「感じが良い人」と「感じが悪い人」に)それぞれ会って第一印象を書いてもらい、その後その第一印象が誤りであると伝えたとします。

「感じが良いと感じたかもしれないけど、実はその人凄く悪い性格の人だよー」

とか

「感じが悪いと感じたかもしれないけど、実はその人凄く良い性格の人だよー」

とこんな感じです。

すると、第一印象が悪かった人は後から「良い人である」と聞かされても、印象の変化が少なかった。という研究結果があります。

つまり、最初の第一印象が悪い人は、その後もずーっと印象が悪いままという事です。

照葉
そう考えたら僕は大分爆死していますね
おう。お前相当やらかしたな(笑)
指導員

第一印象を良くするために無理して頑張る必要はないと思いますが、悪い評価になってしまうと、それがずっと尾を引く事になります

なので、悪い評価にならないように最初の挨拶は考えて喋った方がいいでしょう。

 

日本人は自己卑下・自己奉仕傾向

日本人は、元来トラブルを避けるために自分の評価が高くなる事を避け、控え目で慎ましい言動を好む傾向にあります。
↑(僕の意見ではなく、そういう研究結果)

出る杭は叩かれるということわざがあるように、自分の意見を主張すればするほど他人との摩擦が起きて、それが元でトラブルになるケースが昔は多かったようですね。

でしゃばるな!とか生意気だ!とか。

そういった煩わしいものを避ける為に、控え目だったり謙虚な言動を心掛けるようになっていったんだと思います。

コレが「自己卑下」にあたります。

今では日本もグローバル化がドンドン進んで「社会人像」みたいなモノが確立されて、大人しい人は「コミュ障」なんて言われるようになりました。

照葉
つまり、口数が少ないとマイナス印象になるという事ですね

喋る事でボロが出て恥をかくと考える人も多いかと思いますが、上に書いた通り黙っていても印象悪くなるだけなので、何かしら喋った方がお得です。

 

第一印象を決める要因

名古屋経営短期大学の研究・調査結果によると、第一印象で「感じが良い人」と感じた要素を分析したところ

項目 比率 合計
笑顔が素敵 35.3% 69.9%
挨拶が良い 24.3%
言葉が丁寧 5.1%
話し方が穏やか 5.1%

という感じになり、たった4項目で全体の7割近くを占めています。

逆に悪いと感じた要素の分析結果は…

項目 比率 合計
挨拶しない 9.2% 35%
態度が悪い 6.4%
見下した態度 6.4%
表情が怖い 3.7%
目線が泳ぐ 3.7%
言葉が汚い 2.8%
無表情 2.8%

となっており、項目が多く比率も均等になっているので、不愉快に思うポイントは人それぞれという事が分かります。

こうしてみると、印象を良くする為の対策は簡単だけど、悪い印象を潰していくのは大変だという事が分かります。

逆に、笑顔と挨拶を取り逃がしてしまうと、第一印象が超マイナススタートになってしまいます。

これとは別に、メラビアンの法則というのが凄く有名で「第一印象は一瞬で決まる」という研究結果もあります。

  • 視覚:態度・表情・清潔さetc
  • 聴覚:声の調子・テンポ・大きさetc
  • 言語:言葉遣い

メラビアンの法則も上に書いた名古屋経営短大の研究結果と似ていますが、大学のヤツと違う所は、視覚に「見た目の清潔さ」があるところですね。

清潔さというのはかなり大きな要素なので、ここは絶対に押さえておきたいポイントです。

イケメン度≠清潔さ
であるので安心してください。

照葉
イケメン度で見られたら僕は超絶不潔に分類されます(笑)

参照文献とwebページ

第一印象に関する意識についての調査・研究

メラビアンの法則

 

印象が良い挨拶のやり方

まずは上のヤツをまとめます。

挨拶時の注意点

  • 笑顔を忘れない(重要)
  • 気持ちの良い挨拶をする(重要)
  • 言葉遣いに注意する
  • 声を張り過ぎない
  • 落ち着いた話し方をする
  • 清潔な格好で臨む

次に具体的な内容についてですが、入社時の挨拶のやり方について詳しく説明しているサイトがあるので、まずはそれを紹介します。

 

転職初日の挨拶が最重要!中途入社ならではのポイントと例文を紹介

期間工の現場では、ボソッと「〇〇です。どうぞよろしくお願いします」とだけ言って挨拶を済ませる人が多いです。

期間工の現場でコレは特別悪い訳ではなく、朝礼自体がそういう雰囲気になってるので仕方ない部分があります。

でも、人の出入りに慣れている社員や工長など立場が上の人達は「なるべくしっかりした人」に来てほしいと願っています。

注意点に加えて、上のページ紹介してるやり方の挨拶が出来れば、最初の掴みとしては120%成功だと思います。

 

ただ、「頑張っていく所存です~ご指導ご鞭撻の程~」といった言葉遣いは、現場の方だと「堅苦しいのキター(笑)」と思われてしまうかもしれません。

丁寧過ぎる表現は期間工の現場にはあまり似合わないので、こういった表現は使わなくて良いと思います。

はじめまして、○○と申します。
出身は○○です。前職は○○をやっていました。
昔から自動車には興味があり、今回ご縁があって高級車を作ってるこの工場で働く事ができ、大変嬉しく思っております。
製造現場の経験がないのでご迷惑をお掛けするかと思いますが、最初の方はどうか暖かい目で見て頂けたらなと思います。
戦力になれるよう頑張っていきますので、どうかよろしくお願い致します。

僕としてはこれくらいの挨拶で十分だと思います。

僕の場合は最低のスタートでしたが、気持ちが良い挨拶が出来て良いスタートを切る事が出来れば、その後の社員さんや先輩の態度も変わり、働きやすい環境が出来ると思います。

照葉
何事も最初が肝心ですね

 

はじめてやる現場の仕事はコレです

現場に行くと指導員から「最初はこの工程からやってもらうんだけど、取り合えず今日はあの人の動きをずっと見てて」と言われ、同時に標準作業書をもらいました。

現場でやる最初の仕事はズバリ「ひたすら見る!」です。

標準作業書とは作業の細かい手順や目標時間、気を付けるべきポイント(クリティカル)がまとめられているマニュアルみたいな感じです

画像はサンプルの標準作業書ですが、日産のモノはもっと細かくて濃い内容になってました。

作業内容はめっちゃ簡単で、部品を機械にセットしてボタンを押す→機械が動く→待つ→加工された部品を運ぶ→このルーティンです。

部品自体もそこまで重くなさそうだったので、内心「楽なやつキター。良かったー」って感じでした(笑)

指導員からも「楽そうでしょ?実際楽で、本来は隣の工程の人がついでにやる作業なんだけど、最近生産量増えて忙しくなったから新しく入れることにした」と言われたので、実際かなり楽な部類なんだと思います。

照葉
楽な工程から慣れさせるって事なんでしょうね

 

ひたすら作業者の動きを見て覚える!

指示された通りずっと見続けるだけの仕事です。

最初の1~2時間は気合入れて見続けることが出来るんですが、単調な作業を見続けるだけなのはやっぱり辛いです。

僕も最初は緊張しっぱなしでずっと心臓バクバクしてたんですが、簡単な作業をずっと見てると「流石にこれくらいなら出来るよなあ」という気分になってきて、工場見学初日の時のような重圧はあまり感じなくなってきました。

こういう簡単な作業からやらせてもらえると、コチラ側もうれしいですよね。これなら未経験の人でもキツくないスタートが切れると思いました。

たまに、作業中の先輩が話かけてくれたりして、色々と参考にする事が出来ました。

途中で「もう覚えたろ?流石に出来るだろ?w」とか「見てるだけってのもしんどいよな~。早くバリバリ身体動かしたいだろ?w」と言われて、内心ギョッとしました(笑)

「そうですね!」とは答えましたが

(いや…流石にまだ早い…)
(もう少し見ておきたい…)

というのが本音でした。

これを言って(ヤバい!今日は見てるだけって言われたけど、後からやらされるかもしれない!)と思って、ヤバい!ヤバい!と内心ビビってました(笑)

照葉
雑魚メンタルですねー

 

他の作業者が全員達人に見えてくる

期間工初心者あるある「みんなが達人に見える
黙々と迷わずに作業をこなしてる姿を見てると、徐々にカッコいいなと思えてきちゃいます。

後は「ああしてこうして」という言葉がなくてもお互いに助け合って仕事しているところが良いなと思えました

阿吽の呼吸ってやつですね。いいですよね♪
照葉

見ていて、車体課は機械を触りまくる仕事になると感じました

僕が見ていたラインだと、工程が2つあったとしてその内の1つは機械を触る工程でした。電動ドリルでガーガーやる工程や、工具は使わず手作業で部品を組み付ける工程もあり、ビビりながらも機械触る仕事の方が楽しそうだと思いました。

取り合えず初日は周りのバリバリやってる人達についていけるかずっと考えてました(笑)

しばらくは目の前の一番楽な工程をやらせてもらえるようで安心はしてました(雑魚乙)

期間工としての初日~皆の感想

僕は終日ビビっていた訳ですが、他の人の感想も気になったので色々集めてみました。

 

 

こうしてみてると、皆さん初日からボコられてるようで大変そうです。

僕の時は初日は勿論定時上がりだったし性格が悪そうな人もいなかった(初日の段階では)ので、自分の環境はまだマシだったんだと思います。

ちなみに、わざとネガティブな意見を集めた訳ではなく、ポジティブな意見がガチのゼロだったので選びようがありませんでした(笑)

工場勤務初日、初体験の感想

ナヨナヨしてて弱そうな感じですが、期間工の最初の頃って割とこういう人多いと思います。

工場の迫力だったり、作業光景や人からのプレッシャーなど、圧力を感じる要素しかありません

ただ、最初に優しい(簡単な)工程を担当させてもらえたのは嬉しかったです。

 

僕の場合は、たまたま初心者にうってつけの工程があったので、今回のように簡単な所からスタートする事が出来たんだと思います。

部署によってはレベルが高い工程しかない、という所も存在すると思います。

もちろん、そういうレベルが高い工程にはある程度選考された人が送り込まれていると思いますが、大変であるというのは間違いないと思います。

簡単な工程からスタートさせてもらって嬉しい反面、「レベルが高い工程にいきなりぶち込まれて大変な思いをしてる人もいる」という事を考えると、ちょっと申し訳ない気分になります。

 

とはいえ、「与えられた仕事を真剣にこなすのみ!」なので、簡単な仕事だからと言って舐めて掛からないように、気を引き締めてやっていこうと思いました。

まずは、簡単な工程をマスターしていって「仕事できるぞ」という感覚を手に入れたいと思った1日でした。

 

期間工の第一印象も大事だと思った

SNSを見て周って思った事が、初日の感想がネガティブな人が多かったという事です。

第一印象が悪いと暫く尾を引くと書きましたが、これは仕事への印象に対しても言える部分があると思います。

初日から「うわー最悪」と思われてしまうと、その人が辞めていく可能性も増えてくるのではないでしょうか。

辞めたかったら辞めろ」、「期間工なんていくらでも替わりがいる」というのは時代遅れの考え方で、現代は人手不足+少子高齢化に加え若手は殆どIT業界に持っていかれています

なので、ベテラン社員どころか中堅社員も少ないのが今の期間工の現状です。

会社側も、せめて初日くらいは「良い第一印象」を持ってもらえるよう努めた方が良いのではと思いました。

人事の方もある程度選考をして入社させてると思うので、初日に去る人が多いというのは現場に責任があるような気がします。

 

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