こんにちは!
期間工時代は全身筋肉痛で物理的に寝る体勢になることが出来ずに不眠症に陥り、毎日イライラして仕事していた照葉です。
期間工をやっている人は、大抵の場合、住んでいた土地とおさらばし環境をガラッと変えて生活していると思うので、色々とストレスを感じる事が普通の人よりも多いと思います。
生活環境が変わるにあたって、ストレスになる要素と言えば…
- 見知らぬ土地
- 家族や友人との距離
- ゴミ出しや町内ルール
- 住居の環境
- 住所変更の手続き
- かかりつけの店変更
- 気候や環境の変化
ザっと挙げてみましたが、仕事以外の事でも色々ありますね。
僕で言うと、ゴミ出しや気候の変化、それからかかりつけの店の変更が結構ストレスでした。
僕は長崎出身ですが、長崎(九州)は台風直撃しまくって大変だというイメージがあるかもしれません。
ですが、その代わり長崎の雨は結構メリハリがあって、雨が降る時は降る・降らない時は降らない、と分かりやすかったので、傘を持っていくか持って行かないかの判断をミスる事が殆ど無かったです。
(あー、今日結構曇ってるけど雨降る感じじゃないなー)といった感じで、結構分かりやすかったんです。
それで、福岡→愛知に移って思った事が、突発の雨多すぎ。
というか、そもそも基本的に雨が多い。
何で毎回毎回傘を持っていくかどうかの読み合いをしなければ行けないのか…持っていくにしても重いんだが…?という感じです。
僕にとっては結構ストレスだったりするんですが、割と理解されにくい部分だと思います
前置きが長くなりましたが、こんな感じで人によってきついと感じる部分やストレスに感じる部分は様々です。
今回は、過去に辞めていった仲間達から聞いた「きついと感じた部分」をまとめて、それに対しての僕なりの意見や回答を紹介していこうと思います。
辞めていった人から聞いた「きつい」という意見なので、その人にとっては大事な問題だったはずです。
環境に関しては運ゲーです
一番最初に言っておきたい事。
環境に関しては運ゲーですし、無理する必要がないと思います(無理すると危ない)。
過去にいた人でいうと、工場のダスト等の影響で急性扁桃炎に掛かった人がいました。
治すのに結構時間が掛かる病気らしく、1~2週間くらい休む事になりました。
休んでる間は、誰かがその人の分も働く必要があります。
工場勤務であるあるなのが、病気等でガッツリ休んでしまうと、職場の仲間にあまりにも申し訳なさ過ぎて復帰した時の居心地の悪さがMAXです。
その人は凄く真面目な人だったので、これから一生懸命働いて借りを返していくと宣言しており、毎日頑張っていましたが…
そもそも工場の環境が身体に合っていないのに、加えて本人も頑張るもんだから再び急性扁桃炎に掛かります。
また1~2週間休み、復帰した時は「辞める事を真剣に考えています」と相談されたので、僕は「気持ちや職場の雰囲気の問題じゃなくて、身体がそもそも合っていないんだから無理ですよ」と解答しました。
ちょっと冷たい回答かもしれませんが、今まで超健康体だった人がいきなり急性扁桃炎②連発。お医者さんも工場のダスト?が原因じゃないかと仰ってたとの事で、もうどうしようもなくないですか?というのが僕の気持ちでした。
僕以外の人からも同じような意見をもらったらしく、それによってその人に反骨精神が芽生えます。
このきつい現状を乗り切って働く事で皆に見直してもらいたい!
そう踏んだようです。
結果、再び再発
そして今度は手術が必要になるレベルにまで悪化しました。
ここまでくると、職場の人もキレてきます。
手術して復帰したものの、職場の人達からの目線や態度に耐えられなくなり、結果、僕が知らぬ間に辞めていました。
辞める(失踪直前?)に「手術代や治療費込みで100万以上の出費になった。それでも頑張ってるのに、職場の空気が最悪過ぎる。ムカつく」的な事を言われました。
気持ちは分かります。
しかし、自動車工場のお仕事でそれはNGです。何故なら、休んだ分の負担を背負ってる人があまりにも可哀想だからです(もちろん本人も可哀想ですが)。
休んだ分の負担がそっくりそのまま誰かに丸投げされるのが、自動車工場のラインなんです。
環境が合ってないと感じたらすぐに辞めましょう
そんな訳で、環境が身体に合ってないと感じたらすぐに辞めるべきです。
ちゃんと伝えれば責められる事はまず無いので、恐縮せずに言っていいと思います。
その際に部署移動とか色々相談出来る事もあるでしょう。
ポイント
曖昧な言い方だとなかなか理解してもらえなかったりするので、はっきり言った方が良いかと思います。
部署によってはシンナーを大量に使う所もあり、シンナーに強い人でないとやってられないような仕事もあります。
基本的にシンナーに強い人の方が少ないし、強いというのはあくまで感覚の事であって、シンナーの毒に耐性があるという訳ではありません。
吸っても頭が痛くならない人とか混乱しない人とかの事です。
環境合ってないのに無理しても、身体は一緒に頑張ってはくれないので、早めに見切りをつけた方が得策だと思います。
期間工のここがきつい①~社員の態度が悪い
期間工になって工場で働くようになるとすぐに感じると思いますが、態度が悪い人が多いです。
大抵の場合は接触する事を避けていれば事無きを得ますが、社員さんに態度が悪い人がいたら結構苦痛です。
仕事上どうしても接する機会が多かったりするので、嫌な思いをする回数も増えちゃいます
態度が悪いって、例えば
- 挨拶をしない(返さない)
- 話し掛けてもコッチを見ない
- 質問に質問で返して質問で回答する
- 口調が社会人とは思えない
- 無駄に煽ってくる
- 口癖が「面倒臭い」
こんな感じですね。
こういった人間と毎日仕事をしていかなきゃならないと考えたら、ホント憂鬱です。
絶対きついと思います。
個人的には、質問をしてもコッチを見ずに喋る人・挨拶をしない人がカチンときます。
コッチを見ずに喋る人・挨拶をしない人、これ意外と社員の人に多かったりします。
元ヤンの先輩(派遣)に「おまえ何処に向かって喋っとんじゃ」とキレられた社員さんがいましたが、それを言われても首を向ける程度までしか改善されなかったので、多分何が悪いのかが理解出来ていなかったんだと思います。
工場の現場だと、目の前の作業に集中する必要があるので、自然と「話している人の方向を見ない」という風になっていくんだと思います。
なので、決して悪気がある訳ではなく、性格も歪んでいる訳ではないと、僕は思っています。
とはいえ社員の態度が悪いのは問題
上の方では、敢えて優しい捉え方で書きましたが、社会人として態度が悪いのは普通に問題です。
大手メーカーの社員さんであれば尚更だと思います。
社員の態度が明らかに悪い、と思ったら工長さんのような上の立場の人に相談するのがベストです。
こう聞くと、「恨まれそうで後が怖い」と思う人が結構多いかと思います。
中には、本当に逆恨みして敵になってくる人もいるかもしれません。
とはいえ、ずっと我慢しているのもきついと思います。
そんな時は、外部又は内部の相談窓口に相談するという手があります。
大手メーカーならどこかしらに相談窓口が設けられていると思います。
相談窓口は結構真剣に話を聞いてくれるし、改善もしっかり行ってくれるので安心です。
匿名でも利用出来るのでバレる心配がないのもいいですね。
ただ、この相談窓口を使うと、その社員の上司にあたる人も一緒に指導される事になるので、それがちょっと気の毒だったりします。
期間工のここがきつい②~身体が痛い
身体が痛いという人には、「慣れれば大丈夫になります」と毎回アドバイスしてきましたが、問題は慣れるまで耐えられるかどうかだと思います。
あと、本当に慣れてくるのか?という疑問もあると思います。
個人差はありますが、きつい工程に配属されると、「息をするだけで痛い」という状態になるくらいまで身体を痛めたりもします。
身体の痛みが消えるまでの期間は、きついというか地獄ですね。
慣れてくるのにどのくらいかかるか、は前職の影響も大きいと思います。
肉体労働をやっていた人であれば身体が慣れてくるのも早いと思いますが、事務職やデスクワークの仕事をしていた人であれば慣れるのにかなりの時間が必要になると思います。
人によりますが、痛みが消えるまでに2~3ヵ月は掛るんじゃないかなーと踏んでいます。
最初の一週間は研修も兼ねてるので、そこまでの負荷はありません。
大体2~3週間目に痛みがMAXになり、それが2ヵ月くらい続く感じです。
1~2ヵ月間の間に大型連休があれば最高ですね。
そこで超回復出来るので、連休後から元気に働けるし身体も前より強くなってるので、痛くなりにくいです。
痛いと感じたら即整体or整骨にGO
色々な意見を見てきましたが、これが一番効果あると思います。
整骨と聞くとお金が掛かりそうな気がしますが、実は保険が使えるのでめちゃくちゃ安く利用出来ます。
ネットだと使える使えないという意見が出ていますが、普通に使えます。
期間工で身体を痛めた人は真っ先に行った方が良いです。
身体が痛くてきついと感じてる人は、多分湿布貼ったり自分でマッサージしてる事が多いと思います。
それで良くなればいいですが、大抵の場合その後も悪くなっていく一方だと思います。
整骨院長の意見
友達が院長さんなのですが、友達曰く「痛くなったらすぐに行った方が良い。手厚い施術が受けられるし、身体の使い方や症状に合わせたセルフケアのやり方も分かる。そして安い」との事でした。
ドラッグストアでジクロテープやロキソニンテープ買うにしても、効果はありますがとにかく高いです。
それならそのお金で整骨行った方が得な気がしますね。
筋肉痛や関節痛を拗らせると、仕事がホントきつくなります。ちょっとでもきついなと感じたら早めに行動した方が良いです。
期間工のここがきつい③~仕事が単調過ぎる
ライン作業は、慣れてくると同じ作業の繰り返しに思えてきてだんだんつまらなくなってきます。
期間工になりたての頃は酷い筋肉痛で毎日大変な思いをするものですが、半年も経つ頃には、あの頃に感じていた苦痛は何処かへ行き、ただひたすら同じ作業を儀式のように繰り返す毎日に嫌気がさしてきます。
ロボットや囚人になったような感覚になり、これをきついと思う人が多いようです。
この辺りは会社側もちゃんと考えていて、つまらないと感じないよう(やりがいを持ってもらおうと)、色々と工夫しています。
例えば「一人複数工程」なんかがあります。
これは、1つの工程に1日中付きっきりではなく、一人で3~5工程くらいを担当してもらいマルチに働いていもらおう、という対策です。
これはこれで面白いので、チャレンジ精神がある人であったらハマれると思います。
工程とかじゃなくて、仕事自体に面白みを感じないという人は下へ行きましょう。
仕事自体に面白みを感じない人向け
自律神経がやられている可能性があります。
大抵の人の場合、プライベートに楽しみがあったら、仕事は嫌々ながらも元気よく働けるものです。
僕の周りでも、プライベートで活発に遊んでいる人で、仕事中死んだ目をしている人は殆どいませんでした。
死んだ目ををしている人は、僕みたいに自律神経が狂ってしまって、仕事やりたいくないし休みの日も寝るだけ、という生活になっています。
疲れやプレッシャーから抗鬱状態(鬱の一歩手前)になったりするので、ストレスを上手く解消出来る何かを見つける事が出来れば打開出来ると思います。
日本人って仕事と人生を上手くリンクさせたがる性格らしく、これが思うように行かなかった場合大きく落ち込むらしいです。
仕事と人生をリンクとは、例えば「楽しく仕事がしたい」とか、「仕事にやりがいを見出して面白みを感じたい」といった考え方です。
期間工の場合だと尚更上手くいかないと思うので、仕事以外の場所で楽しみを見つける事が大事なんじゃないかと思います。
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QCとか改善案を頑張ってみる
やりがいを欲している人にとっては、結構良い燃料になると思います。
改善案やQCは、ちゃんとした形で作り上げれば会社は真面目に評価してくれるので、期間工ガチ勢を目指す人にとっては一番良い選択です。
ちゃんとした形で書き上げるというのがミソです。思いつきやセンスだけではあまり評価されません。
※評価は勿論されますが、真面目な評価はもらえません。
ガチの改善案やQCにするには、書き方の技術や知識もある程度必要になってくるので、ちゃんとしたモノを作ろうとしたら難易度はグッと上がります。
仕事増やしてどうすんの?という意見もありますが…仕事に飽きて何か探してる状態の人であれば、チャレンジしてみると思いのほか楽しいかもしれません。
まとめ:きついと思ったら楽しむ事を考えましょう
よくある選択としてよろしくないのが、きついと感じた時、家に籠ってひたすら寝るというやり方があります。
寝るだけだと、消耗した体力を充電するだけになってしまい、さながらロボットと同じ状態になってしまいます。
映画を見まくる等でもいいので、楽しい!と感じられるようなモノを見つけるのが一番の打開策なんじゃないかーと思っております。
寝るだけ、というのは鬱への道と言ってもいいくらい、良くない選択だと思います。
それなら、お金は掛かっちゃいますが温泉や整骨院に行った方が心身共にリフレッシュ出来ます。