こんにちは!
期間工時代、FXやバイナリーに手を出して何とか退場にならず続けていた照葉です。
工場で働きながらFXをやっていましたが、やっていて思った事は「不利過ぎる」という事。
どうして期間工がFXやると不利になるのか、そして働きながらFXをやるならどういうトレード手法が良いのかを説明したいと思います。
まずは知っておきたいFXとバイナリーの違い
期間工だと、FXよりもバイナリーやってる人の方が多い気がします。
バイナリーもFXどちらも外貨為替の取引ツールになりますが、色々と違う点があります。
バイナリーオプション | FX | |
通貨種類 | ~17 | ~100 |
取引 | 取引タイミングが決まっている | 何時でも取引可 |
掛け金 | 上限有り(~20万) | 億円でも可 |
取引方法 | 数種類 | 色々なやり方がある |
始め方 | すぐに始められる | 2週間~1ヵ月 |
取引所(会社) | 少ない | 沢山ある |
ザっと見ると、バイナリーは誰でもサッと始められてお手軽な一方、色々制限があります。
反対にFXは口座開設までに時間がかかりますが、自由度が高く自分が好きなように取引をする事が出来ます。
バイナリーに比べるとFXの方が色々と自由で楽しそうな感じがします。
これは事実で、確かにある程度経験が増えてくるとFXの方がやりがいがあります。自分の実力がちゃんと数字として出やすいのはFXの方です。
では何故、期間工だとバイナリーをやってる人が多いのかと言うと、バイナリーの利便性が好きな人が多いからだと思います。
期間工でバイナリーやってる人が多い理由
バイナリーの一番の魅力は手軽さです。
スマホでアプリをインストールすればもう取引出来る状態になり、入金すれば即取引可能。
バイナリーオプションの取引方法は、簡単にいうとハイアンドローです。
例えば、一分後の値が現在の値よりも高くなってるか低くなってるか、どっちかにお金を賭けて勝負します。
予想が的中すれば倍率分の報酬をゲット。
負けた場合は掛け金が無くなります。
ギャンブルと思えるくらい簡単なのが特徴です。
ただ、外貨為替なので、経済的な要因が入ってきます。要人の発言だったり、国の政策だったり、指標の発表だったり…。
そういったモノで値が動くので、経験をある程度積めば値動きが予測出来るようになるのが、単純なギャンブルとの大きな違いです。
だから、競馬とか宝くじよりもこっちの方が面白そう!という事で参入してくる人が多いです。
競馬も結構情報は出回っていますが、為替(経済)の情報量は比にならないくらい膨大です。
期間工ならFXとバイナリーどっちがいい?
始めやすいのはバイナリーです。
専門的な知識が色々と必要になりますが、ガチで取り組みたいならFXがオススメです。
空き時間でパパッと取引出来るのがバイナリーの強みなので。
期間工の仕事は肉体的に大変だったりするので、家に帰ってから頭をフル回転させてFXをやる、というのはちょっと大変過ぎる気がします。
バイナリーだったら上か下かのどちらかを決めるだけでいいので、楽に取引出来ます。
しかし、僕個人的には期間工の人はもっとよく考えた方がいいと思っています。
バイナリーもFXもそんな簡単に勝てるようになるものではないからです。
期間工はFXもバイナリーも不利です!
大前提として、FXやバイナリーは情報を処理(整理)するのに時間が掛かるし、狙った所でエントリーしないと利益が減っちゃうので、「考える」というまとまった時間が必要です。
まとまった時間が必要…と考えると、期間工が不利なのは目に見えてるかと思います。
過去記事で期間工の大変さについては散々語っているので、是非目を通してもらいたいです。
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こんな中、まとまった時間を確保して取引をするというのは結構過酷だと思います。
ギャンブルや賭け事が好きな人だったら、血が騒いで平気だったりするかもしれません。
でも、普通の感覚で考えたら、ヘトヘトになって帰って来る→風呂に入る→ご飯を食べる、この後に襲い掛かってくる睡魔に勝てる人というのはなかなかいないです。
携帯が触れない工場も増えてきた
不利な理由の一つに、携帯が触れない工場が増えてきたというのもあると思います。
大手自動車メーカーの工場だと、情報漏洩を防ぐ為に昼休み以外携帯を触る事が出来なかったりします。
ルールが厳しい工場で働く期間工の人は、そもそもFXに参入する事が難しいです。
それよりは、土日の休みの日にマーケットが開く「競馬」をやった方が得策です。
取引するにはスマホ触れないと話にならないので、それが出来ないとなると、家に帰ってからしかやれなくなります。
期間工が有利な点もある
ネガティブな事書いてきましたが、期間工の方が有利な点もあります。
それは、時間帯です。
オカルトでも何でもなく、市場が活発になる時間帯というのが通貨ペアごとにあります。
- 8:00~東京市場開始
- 8:30~日本経済指標発表
- 9:00~東京証券取引所開始
- 9:00~シンガポール・香港・上海市場開始
- 10:00~シンガポール取引所開始
- 10:30~香港・上海証券取引所開始
- 13:00~中東市場開始
- 14:00~モスクワ市場開始
- 15:00~東京オプションカット
8~15時までの流れをザっと書きましたが、こんな感じで世界の市場が順次開いて~終了していきます。
0:00~23:59まで、各国の市場が開いては終了しきます。
24時間市場が動いている訳ですから、当然参入出来ない時間帯が存在します(普通の仕事なら)。
ここまで聞いてお分かりだと思いますが、日勤と夜勤で交互にシフトが変わる期間工なら全部の時間帯で取引する事が出来ちゃいます。
普通の仕事に就いている人であれば切り捨てなくてはならない時間帯でも「期間工」なら参入出来ます。
これが滅茶苦茶有利な(羨ましい)点です。
やるなら回線は良いモノを使う
工場の中は電波が悪いので、その分エントリーする際遅延が長くなったりします。
自分の中では良いタイミングでエントリーしたけど、酷い遅延が発生して実際にエントリーが完了したのは値が大きく動いた後だった…というのはあるあるです。
キャリアや工場の住所でも変わってきますが、電波が弱いと滑りまくります。
(※遅延の影響だったり、エントリーが集中してる時にエントリーポイントがずれる事を「滑る」と言います)
特に格安スマホのキャリアは電波が弱いので注意が必要です。
格安スマホの回線も、元はソフトバンクなど大御所の回線なのですが、大御所から使わせてもらってる幅が狭いので親の回線よりも弱いです。
使わせてもらってる道路は同じだけど、走れる道が狭すぎる?みたいな感覚でしょうか(合ってるかは分からないです)。
自宅でやる場合なら、出来れば一番遅延が少ない光回線(有線)があった方が望ましいです。
僕も期間工時代はスマホ2台を工場に持ち込んでやっていましたが、遅延のせいでエントリーがずれまくる事にブチ切れて、自宅でのみやるようにしました。
格安スマホでも全然問題なし、という立地の工場なら最高ですね。
働いた経験はありませんが、トヨタ自動車の工場なら電波良さそうな気がします。
期間工ならスイングトレードがオススメ
バイナリーとかだったら、1分足とか15分足を見て短期のトレードをすると思います。
スイングとは、4時間足や日足を見て1週間~1ヵ月単位でエントリーするポイントを決め、長期間ポジションを保有するトレードになります。
15分足や5分足のアップダウンに一々反応する必要もなく、チャートを監視する必要もない為、かなり負担が少ないトレード方法です。
正に期間工に最適なトレード方法だと思います。
デメリットとしては、保有してる間は勿論何もしないので楽しくありません。
その代わり、値動きに過敏になって一喜一憂する必要がなくなるのでストレスはかなり減ります。
この場でトレード方法について色々解説すると訳分からなくなると思うので、この話は一旦ここで切り上げます。